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デザインアンテナが台風に強い理由とは?寿命を延ばす方法も解説

台風による家(アンテナ)への被害イメージ

 

屋根の上に設置されるテレビアンテナは雨風の影響を受けやすく、特に台風の際は倒壊するケースも多くあります。台風の度にアンテナへの被害が心配な人には、デザインアンテナがおすすめです。本記事ではデザインアンテナが台風に強い理由を解説します。また、アンテナの寿命を延ばすコツもご紹介します。

この記事を読むための時間:3分

デザインアンテナとは?

デザインアンテナとは、ボックスアンテナとも呼ばれる箱型のアンテナです。これまで主流であった魚の骨のような形をした「八木式アンテナ」と比べるとシンプルでスタイリッシュな見た目をしており、建物の外観を損ねないことから近年人気が高まっています。

デザインアンテナが台風に強い理由

台風対策としてデザインアンテナがおすすめの理由を解説します。

風で飛ばされにくい形をしている

平面的なデザインアンテナは、風を受け流しやすい形をしています。また、壁に貼り付けるようにして取り付けるため接地面が広く、強風で飛ばされたり倒壊したりする恐れが少ないことが特徴です。どの程度までの台風なら耐えられるか、以下の台風の強さを最大風速で示した表を元に解説します。

 

階級 最大風速
強い 33m/s(64ノット)~44m/s(85ノット)
非常に強い 44m/s(85ノット)~54m/s(105ノット)
猛烈な 54m/s(105ノット)以上

 

一般的な八木式アンテナの耐風速は45~50m/sであるため、階級が最も低い「強い」台風でも倒壊する恐れがあります。デザインアンテナは50m/sあり「非常に強い」台風までなら耐えられるのです。

台風の影響を受けにくい場所に設置できる

八木式アンテナは屋根の上に設置するため、雨風を直接受けてしまいます。一方、デザインアンテナは軒下やベランダ、屋根裏など様々な場所に設置できるので、台風の影響を受けにくい場所に設置すれば被害を避けやすくなります。

デザインアンテナの寿命を延ばすには?

デザインアンテナの寿命は10~15年と言わてれいます。しかし、アンテナの寿命は設置場所や使用方法によって左右されます。雨風にさらされる場所に設置したアンテナは消耗しやすいため、少しでも長くアンテナを使いたいのであれば、屋根裏など外気に触れない場所に設置するようにしましょう。

デザインアンテナを設置する際の注意点

台風に強く、デザイン性も高いため人気のデザインアンテナですが、設置の際は以下の点に注意しましょう。

 

  • 電波状況によっては設置できない場所もある
  • 初期費用がかかりがち
  • 素人による設置は危険

電波状況によっては設置できない場所もある

デザインアンテナは壁面や屋根裏など設置できる場所の多さがメリットですが、電波状況によっては希望する場所に設置できないことがあります。また、電波が弱い地域や、近くに電波を遮る建物などの障害物があるとそもそも設置できないケースもあるので注意が必要です。デザインアンテナの設置を考えている場合は、事前に専門業者に設置の可否を調査してもらいましょう。

初期費用がかかりがち

デザインアンテナは八木式アンテナに比べると、設置費用が高額になりがちです。特に、電波強度を上げるためのブースターも設置するとなると、さらに費用がかかるため、設置前に費用も確認しておきましょう。

素人による設置は危険

デザインアンテナの取り付け金具はホームセンターなどで購入することができます。そのため、自身で取り付けようと考える人もいるでしょう。しかし、高所での作業は落下の恐れがあり、危険なので避けるべきです。

 

また、デザインアンテナは電波の受信度があまり強くないので、取り付け場所によっては電波を受信できず、テレビが映らないケースもあります。安全確保や安定したテレビ視聴のためにも、取り付けは専門の業者に相談・依頼するようにしましょう。

デザインアンテナは台風に強い!設置は業者に依頼しよう

耐風性が高く、設置場所が選べるデザインアンテナは台風対策としておすすめです。スタイリッシュな見た目は建物の外観を損なうこともないので、これからアンテナの設置を考えている人はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。アンテナを設置する際は、最適な設置場所に安全に取り付けるために業者へ依頼しましょう。

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