BSアンテナの寿命は何年?劣化のサインも紹介
BSアンテナは時間の経過とともに劣化するため、永久に使えるわけではありません。今回の記事では、BSアンテナの平均的な寿命と、見つけたらすぐに対処したい劣化のサインをご紹介します。自宅のBSアンテナやテレビに同じ症状が出ていないか、チェックしてくださいね。
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BSアンテナの寿命は約10年
BSアンテナの寿命は約10年です。しかしこれはあくまで平均的な寿命であり、自宅地域の自然環境などによって変わります。雨や風に加えて海沿いで潮を受けたり雪が降ったりする地域ではダメージを受けやすく、寿命が短くなる傾向があります。そのため、特に自然環境に左右されやすい地域では定期メンテナンスが必須です。メンテナンス行うことで、平均寿命以上に長く快適に視聴できるようにしていきましょう。
BSアンテナ劣化のサイン
寿命が近いBSアンテナには、劣化のサインが出ます。ご自宅のBS放送の調子が悪い場合、以下のような症状がないかを確認してみてください。
アンテナレベルが低下する
アンテナが劣化すると、アンテナレベルが下がりBS放送が正常に映らなくなります。アンテナレベルとは放送電波をどれだけ拾っているかを数値化したもので、テレビメニューの「放送受信設定」から確認が可能です。アンテナレベルの数字が安定せず、推奨値よりも低い状態が続くのであれば、アンテナの劣化や不具合を疑いましょう。
ノイズやエラーコードが出る
前項の通り、アンテナレベルが下がると放送電波を受信できないため、テレビにノイズが走ったり、エラーコードが表示されたりします。エラーコード「E201」「E202」は電波受信レベルの低下を表すため、アンテナに何か起こっているサインといえます。その原因のひとつには劣化も含まれるので、こうした症状がテレビに出た場合は、専門業者にメンテナンスをお願いしましょう。
アンテナに目視できる劣化がある
大きなサビや塗装のハゲなど、アンテナに目視でわかる傷などがあれば劣化のサインです。まだその部分だけでアンテナ全体への影響はない状態かもしれませんが、目視できる傷は放っておくと、ゆくゆくは故障に繋がります。アンテナの見た目に異変を感じた場合は、すぐに専門業者に連絡をして、しっかり診てもらいましょう。
BSアンテナは修理より新品交換がおすすめ
BSアンテナに異常が出た場合は、修理より交換をおすすめする業者が多くなっています。新品交換には、以下のようなメリットがあるため、迷ったときはぜひ交換を検討してみてください。
修理するより早い
修理の内容によっては、交換部品の取り寄せに1週間以上など、時間がかかる場合があります。明らかに、BS視聴に不具合が出ているのであればアンテナを全て交換した方が早く済むのです。作業の時間は新品取り付けと撤去を合わせても2時間ほど。最短であれば、依頼したその日にすぐ新しいアンテナで視聴を再開できます。
新たに保証期間がつく
アンテナを新たに取り付けると、メーカー保証や工事保証がついてきます。現在使用しているアンテナが、保証の有効期限に近い場合は新設して保証を付けたほうが、万が一設置後のトラブルがあってもすぐに対応してくれるので安心です。修理だけの場合は、前回取り付けたときの保証が適応されるため、メーカーや業者の確認などに手間がかかる可能性があります。
設置から撤去まで全て任せられる
アンテナは劣化する部品によっては、落下の恐れもあります。劣化が確認できたアンテナは、安全面を考慮した上でも新品に取り換えたほうが安心です。アンテナ業者であれば、設置から取り外しまで一括で任せられるため、作業効率もよくなります。修理しても、結局取り外しとなれば費用もかさむので、BSアンテナの劣化を感じたら、新品への取り換えを検討しましょう。
BSアンテナの劣化を感じたら、専門業者に相談しよう
BSアンテナの寿命は平均で10年ですが、それ以前でも何か異変を感じた場合には、まず専門業者に連絡をしてメンテナンスを行いましょう。放置すると、BS放送が見れなくなるだけではなく、アンテナの落下など危険をともなう可能性があります。大きな異変はなくとも、定期的なメンテナンスを行っていくと、より長くBSアンテナを使い続けられるので、ぜひ専門業者に相談してみてください。
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