リフォームした空き家でテレビが映らない原因と対策を徹底解説
「せっかく引っ越したのにテレビが映らない」という経験はありませんか。この記事では、空き家をリフォームした後テレビが映らなくなる原因を詳しく解説します。アンテナ工事が必要になるケースも紹介しているので、テレビが映らなくて困っているという方は、この記事を参考に対処してくださいね。
この記事を読むための時間:3分
空き家をリフォームしたけどテレビが映らない理由
空き家をリフォームした後、テレビが映らないことがあります。考えられる原因は5つです。それぞれの確認方法を解説します。
テレビの故障
まず最初にテレビの故障を疑いましょう。表面に破損している箇所はないか、ケーブルが正しい箇所に差し込んであるかを確認してください。複数のテレビをお持ちの場合は、映るかどうか比べで内部の故障を確認してみましょう。
B-CASカードの問題
テレビが映らない原因はB-CASカードが正しく挿入されていない、または破損していることも考えられます。挿入する向きなどを確認してみましょう。もし破損している場合ははB-CAS社に連絡して再発行すれば解決します。
ブースター電源の問題
ブースターが壊れているとアンテナからの信号を正しく出力できないためテレビは映りません。ブースターの寿命はだいたい10年ほどなので、それより長く使用している場合は経年劣化を疑いましょう。強い電波環境で取り付けられていた場合もブースターが故障している可能性があります。
別の地域のチャンネル設定になっている
テレビや周辺機器のチャンネル設定が、以前のままになっていると引っ越し先の中継局から電波を受信できません。テレビの電波は混線を防ぐために地域によって周波数が違うためです。チャンネル設定はお使いのテレビで地域選択、チャンネル設定をすれば変えることができます。
アンテナの問題
テレビの映りが悪い場合、アンテナがない、故障している、または向きが適切でない可能性があります。ただし、これらの問題は素人には分かりづらく、専門家に見てもらう必要があります。デザインアンテナや屋根裏に設置されているアンテナは、特に判断が難しいですよね。アンテナに問題があると感じたらアンテナの専門家に点検をお願いしましょう。
アンテナ工事が必要なケース
ここでは、アンテナ工事が必要なケースについて詳しく解説します。
空き家期間の長い物件
築年数が古い空き家はアンテナが劣化していたり、故障していたりする可能性があるため、リフォームの際に工事が必要です。2011年以前アンテナは地デジに対応していないため、アンテナの交換・新設が必要です。
地デジ用のアンテナがない場合
地デジ用のアンテナを新たに設置する必要があるケースもあります。
- BS/CSアンテナのみ付いている
- ケーブルテレビや光回線でテレビを見ていた
このようなケースはアンテナそのものが無いので地デジ用アンテナを新設する必要があります。屋根やベランダを確認してアンテナが見当たらない場合は、前の住人にテレビの視聴方法をきいてみましょう。不動産会社に依頼すれば聞いてもらえますよ。
光テレビやケーブルテレビで視聴をする場合
ケーブルテレビやフレッツテレビ(光回線)で視聴する場合も工事が必要です。この場合はアンテナ設置工事ではありませんが、回線をつなぐ必要があるため、場合によっては業者に相談しましょう。また、ケーブルテレビ、光回線、地デジでブースターも異なるため、流用ができず余計に費用がかかるケースもあるため、注意してください
アンテナ整備でリフォーム後もテレビを快適に見よう
空き家をリフォームした後、テレビが映らない原因はいくつかありますが、アンテナの不具合の場合は、現場検証も含めて専門のアンテナ業者さんにお願いするのが一番安全で正確な方法です。正しくアンテナを整備すれば引っ越してすぐに快適にテレビが見れますよ。