空き家のアンテナはどうするの?撤去する方法や費用の相場を解説!
「空き家を持っているけど、古くなったアンテナはどうすればよいの?」
「アンテナを撤去したいけど、できれば自分でやりたい」
と考える方もいるでしょう。空き家のアンテナを放置することは危険です。この記事では古いアンテナを撤去しないとどうなるかや、どこにお願いすればよいかを解説しています。
この記事を読むための時間:3分
空き家のアンテナを撤去しないと起こること
空き家に立っているアンテナを放置するのは大変危険です。ここでは、アンテナを撤去しないとどうなるかを解説します。
家が損傷したり怪我につながる
空き家のアンテナを放置していると、強風や雨によって家を傷つけたり、最悪の場合は落下したりして怪我に繋がる可能性があります。万が一、折れたアンテナが他人にぶつかると損害賠償責任に発展する恐れもあります。
サビや腐食が家に広がる
アンテナを撤去しないと家屋に腐食が広まることがあります。アンテナのコーティングが劣化してサビが進み、家の屋根や壁面に侵食するためです。アンテナの寿命は10年程度といわれており、それよりも長くアンテナを使っていた場合はサビている可能性もあるので、家屋にサビや腐食が広がる前に撤去しましょう。
アンテナ撤去を自分でするのは危険
自力でアンテナを処理するのは大きなリスクが伴うため、業者にお願いすることが望ましいです。アンテナ撤去を自分ですると起こるトラブルを解説します。
落下や怪我のリスク
自身で作業する場合、足場を組んだり専門の道具を使ったりして安全戦を確保できないため、作業中に屋根から落ちて怪我をするリスクがあります。自分だけでなく、落として家を傷つけたり他人に危害を加えることもあります。
コスパが良くない
自分でアンテナを撤去するのは、機材や道具を自前で用意しなければならず、コスパ面でもよくありません。必要な道具としてはヘルメットや安全靴、作業服、作業手袋、レンチ、ニッパー、脚立などがあります。絶縁手袋などアンテナ撤去以外には使わない道具をわざわざ買いそろえるのは、費用面でも余計な負担になるでしょう。
配線や廃棄物の処理
廃棄物の処理も面倒な作業です。
- リサイクルの回収に出す
- 廃品回収業者に引き取りに来てもらう
- 買い取ってもらう
- 粗大ゴミに出す
これらを自分で判断し、処理しなければならず、面倒な作業が増えてしまいます。
空き家のアンテナ撤去はどこに頼む?
アンテナ撤去を決めたらどの業者に頼むかを決めましょう。主な依頼先は4つあります。
引っ越し業者
引っ越しのタイミングだと引っ越し業者に依頼できます。引っ越しと同時に作業できることがメリットです。アンテナ専門でないため相場より高く、特殊な環境に対応していないことがある点がデメリットです。アンテナ撤去を受け付けているかは引っ越し会社に確認しましょう。
リフォーム業者
リフォーム業者もアンテナ撤去を受け付けてくれることがあります。ただし、室内アンテナなど特殊な環境に対応していない場合もあるので確認が必要です。仲介の場合、結局アンテナ職人が作業を行い、費用が高くなり場合があるので誰が作業するのかは、見積もりの際に確認しておきましょう。
塗装業者
屋根にあるアンテナの撤去は塗装屋さんがやってくれることもあります。高所での作業になれているので、足場を組んで安全に作業してくれることがメリットです。ただし、塗装と同時でないと引き受けてもらえません。配線周りの作業の専門家ではないので特殊な作業も受けてもらえないことがデメリットです。
アンテナ修理業者
アンテナの撤去・交換・新設・回収まですべて行えるアンテナの専門家です。あらゆるアンテナに対応でき、一連の作業を総合的に対応してくれるので安心してお任せできます。トラブル対処もすぐできることが特徴です。
保険適用でアンテナ撤去が無料になる
アンテナの撤去費用が無料となる場合は、通常は自然災害による被災時に火災保険が適用される場合のみです。火災保険が適用されると、アンテナの撤去費用は保険でカバーされます。その他の状況では、アンテナの撤去費用は所有者の負担となります。
空き家のアンテナ撤去には専門のアンテナ業者がおすすめ
空き家のアンテナを放置していると、思わぬ家屋の損傷や怪我をすることがあり大変危険です。放置しているアンテナがあるなら速やかに撤去しましょう。専門のアンテナ業者にお願いすれば、安全にすみやかに撤去できます。無料見積もりだけでもお願いしてみてはいかがでしょうか。
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