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【DIY】アンテナ工事は自分でできる?リスクや注意点まとめ

アンテナ工事を自分で行う際の作業服

 

「アンテナ工事を業者に依頼すると高くついてしまいそう…」と思い、自分でアンテナを設置してしまおうとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、自分でアンテナを設置する方法や、DIYに必要なスキルをご紹介します。自分でアンテナ設置を行うリスクも併せて紹介するので、ぜひ最後までお読みくださいね。

この記事を読むための時間:3分

テレビアンテナ工事のDIYは可能?

テレビアンテナを設置するために必要な免許や資格は特にありません。しかし、アンテナ工事に関するスキルと技術はもちろん、高所作業の経験や工事に使用する道具などが必要です。アンテナをDIYで設置する際には、配線関係や電波の知識も必須です。

 

また、取り付け作業を行うにあたり、壁や屋根の加工、コーキング処理などができないと厳しいでしょう。少しでも不安な面があるなら、専門業者に依頼することをおすすめします。

自分でアンテナを設置するのに必要なスキル

ここでは、自分でアンテナを設置するために必要なスキルを見ていきましょう。

配線の取り回し

テレビに映像を映し出すためには、アンテナや分配器、ブースターなどのさまざまな機材にケーブルを接続しなければなりません。適切なケーブルを用意して、家の外から内側に配線を引っ張ったり、どの機材をどこに設置するかなどの計画を立てたりする必要があります。テレビアンテナをどこに設置するにしても、配線処理は必要なスキルです。

屋根や壁の加工

アンテナやブースターを設置する場合、屋根や壁に穴開けや固定などの作業をしなければなりません。また、屋根や壁に穴を開けた場合、そのままにしておくと雨漏りや腐食の原因になってしまいます。ダメージを最小限に抑えるためにも、コーキング作業を行いましょう。

 

これらの作業は、未経験の状態でチャレンジするのは無理だと考えてください。失敗してしまうと、住宅に必要以上のダメージを与えてしまい、余計な修繕費がかかってしまいます。また、特別な工具を使用するため、揃えるだけでもかなりのお金がかかってしまうでしょう。

自分で地デジアンテナを設置する大まかな流れ

地デジアンテナをDIYで取り付けるための大まかな流れを解説します。

 

  1. まずは、地デジアンテナの種類と設置する場所を選びます。住んでいるエリアの電波レベルに合わせて、正しく選定してください。アンテナの種類は、八木式アンテナ、デザインアンテナ、ユニコーンアンテナの3つです。
  2. アンテナの種類と設置場所が決定したら、土台を設置しましょう。土台となる金具は、取り付けたい場所によって異なります。外壁なら壁面取り付け専用のものを、屋根の上に設置するのであれば屋根馬を用意してください。
  3. 土台の金具を設置できたら、地デジアンテナ本体を取り付けて位置を調節します。電波塔のある方角を向けたり、専用のスマホアプリを活用して調整しましょう。
  4. アンテナのみだと電波が悪い場合には、ブースターを設置する必要があります。ブースターは一般的に、本体と電源に分かれています。ブースター本体をアンテナ付近に、電源を天井裏などコンセントのある場所に設置しましょう。設置が終了したらケーブルの配線処理を行い、テレビが映ることを確認します。

自分でアンテナを設置するリスク

テレビアンテナ工事をDIYで行う方法を解説しましたが、自力での作業にはリスクがつきものです。まず、先述したアンテナ設置の方法の通りにスムーズに進めば良いですが、ケーブルがない場合には配線工事が必要になったり、うまく映像が映らなかったりなどのトラブルも考えられるでしょう。そうなると、最終的には業者へ依頼することになるため、手間もお金も倍かかってしまいます。

 

また、高所作業が伴う場合には、ご自身の滑落事故によるケガや、アンテナや周辺機器を落として近隣住民に迷惑をかけてしまう危険性もあるでしょう。

まとめ

今回は、アンテナ工事を自分で行う方法や、DIYに必要なスキルをご紹介しました。アンテナ工事は非常に複雑で、電波状態や家の構造に合わせて臨機応変に作業を行う必要があります。知識やスキルが十分に備わっており、必要な道具も揃っている人であれば、アンテナ工事に挑戦する価値はありますが、不安な場合は業者に依頼したほうが得策でしょう。

 

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