地デジアンテナの種類って?
アンテナを設置する際、特に新築への設置をお考えの方は「アンテナって種類があるんだろうか?」と疑問が浮かぶ方も多いのではないかと思います。
大きく分けて2種類ありますので、それぞれのメリット・デメリットを紹介していまします!
八木式アンテナ
メリット:受信感度が強度である
デメリット:台風などの強風で転倒してしまうことがある
八木式アンテナとは、俗に言う「魚の骨のようなアンテナ」です。
見た目をそのまま言葉にした呼び方ですが、数年前まではこのアンテナしか存在しませんでした。
オーソドックスな設置場所は屋根の上となりますが、景観を重要視されるお客様も増加傾向にあるのでデザインアンテナのように壁面に設置することも多くなりました。
デザインアンテナ
メリット:壁に馴染む
デメリット:受信感度が八木式に比べ良くない
「デザインアンテナ」とは正式名称ではなく俗称です。
正しくは「平面アンテナ」と言います。
デザインアンテナと聞くと、普段聞き慣れていない方は、色々なデザインがあるのかな?とよく質問されますが、八木式アンテナに比べて“デザイン性に優れている”という意味です。
デザイン性にすぐれたマンションをデザイナーズマンションと言いますが、それと同じような言い回しです。
決して、長方形のアンテナがあれば、正方形や丸型のアンテナもあるということではありませんのでご注意ください。
オススメの設置方法は?
どちらのアンテナも一長一短であることがわかりました。
ですが、アンテナを設置してテレビを視聴する場合はこの2種類から選ばなくてはなりません。
・受信感度は強い方がいい
・強風に負けない安定性が必要
・見た目もスッキリさせたい
この3つの要件を満たすには、ズバリ!!
八木式アンテナを壁面(四隅)に設置する
これです。
屋根上での設置では、四隅から均等にアンテナを引っ張ります。
ステンレスワイヤーという針金を使用しますが、引っ張る力が均等でなければ、どこかが弛んでしまったり切れてしまったりします。
受信感度の強い八木式アンテナを壁面に設置することで、強風が吹いたとしても壁が防御の役目を果たしてくれます。
また、四隅にあることで、屋根上に設置するよりかは景観上の懸念点は解決されると思います。
※あくまで筆者の個人的見解ですので、実際にはお客様がベストだと思う設置方法で施工しております。