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帰省中にテレビが映らない?お盆シーズンに実家で確認できる点検のコツ

帰省中にテレビが映らない?お盆シーズンに実家で確認できる点検のコツ

お盆の帰省時、実家でテレビをつけたら映りが悪い、ノイズが入る経験はありませんか。こうした症状は、季節や天候、アンテナや周辺機器の経年劣化など、複数の原因が重なり発生します。お盆時期は高温多湿や台風シーズンと重なり、設備に負荷がかかりやすい時期でもあります。今回は、テレビ映りが悪くなる原因や自宅でできる点検方法を紹介します。

 

お盆時期にテレビ映りが悪くなる原因

お盆の時期は、高温多湿や台風など季節特有の環境変化により、テレビの映りが悪化しやすくなります。ここでは、テレビ映りが悪くなる原因を解説します。

 

季節特有の影響(高温多湿・台風シーズン)

お盆時期は気温と湿度が高く、アンテナやケーブルの金属部品が膨張・収縮を繰り返し、接触不良を引き起こします。台風や強風によってアンテナの方向がずれると、電波の受信感度が低下します。BS/CSアンテナは指向性が高く、数度のズレでも映像が途切れるケースがあります。

 

経年劣化による信号ロス

同軸ケーブルは長年の使用で硬化・ひび割れし、内部の銅線が酸化して信号伝送能力が低下します。屋外設置のブースターや分配器は、紫外線や雨風の影響を受け、内部の回路や電源部が故障する可能性があります。こうした劣化は外観からは分かりにくいため、長期間交換していない場合は要注意です

 

周辺環境の変化

実家周辺の建物や木々が成長すると、電波の経路が遮られることがあります。また、近隣に新しい電波塔や中継局が設置された場合、受信チャンネルや電波の方向が変化することもあります。総務省の電波情報サイトで最新の中継局情報を確認すると、こうした影響を把握できます。

 

自宅で行うテレビ点検の手順

テレビ映りが悪いと感じたら、自宅でできる点検を行うことで原因が把握できます。
次に、自宅で行えるテレビの点検方法を紹介します。

 

ステップ1|複数テレビでの症状比較

まず家の中に複数のテレビがある場合、同じチャンネルを選択し映りを比較します。すべてのテレビで同じ不具合が発生する場合は、アンテナやブースターなど共通部分が原因の可能性が高いです。一方、特定のテレビだけ映りが悪い場合は、そのテレビや接続経路の問題が疑われます。

 

ステップ2|ケーブル・接続部の物理点検

アンテナケーブルやF型コネクタを目視し、緩みやサビ、破損がないかを確認します。接触不良は軽微な症状でも画質に影響するため、緩んでいればしっかり締め直します。サビが進行している場合は部品交換を検討しましょう。

 

ステップ3|周辺機器の動作確認

ブースターの電源ランプが点灯しているかを確認します。ランプが消えている場合は、電源プラグの抜けやコンセントの通電状況をチェックしてください。可能であればテスターで出力電圧を測定します(BS/CS用はDC15Vが一般的)
ただし、テスターを持っていない家庭が多いため、その場合は「テレビの設定メニューから信号レベルを確認する」方法がおすすめです。多くの地デジ・BS/CS対応テレビには、受信強度やエラーレートを数値で表示する機能があり、これを利用すれば電波状況を把握できます。
また、別のテレビやレコーダーに同じアンテナ線を接続して映りが改善するかを試し、機器側か受信系統側かを切り分けられます。分配器を経由している場合は、接続を一時的に外してテレビへ直結し、信号レベルの変化を比較するのも有効です。経年劣化した分配器は内部抵抗が増え、信号レベル低下の原因になります。

 

ステップ4|アンテナ本体の方向と固定状態確認

屋外のアンテナが傾いていないか、方向が変わっていないかを目視で確認します。コンパスやスマートフォンアプリを使えば方位の測定が可能です。BS/CSアンテナは水平面からの確度も重要で、わずかなズレが受信不能の原因になります。屋外作業時は必ず脚立の安全を確認し、2人以上で作業してください。

 

自分で対応できない場合は専門業者に相談しよう

高所での作業や電気計測が必要な場合、また部品交換が多数の場合は、専門業者に依頼するのが安全です。業者依頼の費用は、目視点検や軽微な調整で3,000〜10,000円程度、アンテナ方向修正で5,000〜20,000円、立て直しや高所作業では10,000〜50,000円が目安です。
依頼前には見積書を取り、出張費や部材費、作業費の内訳が明確になっているかを確認しましょう。信頼できる業者であれば、原因や対策を写真や計測値とともに説明してくれるため、再発防止にもつながります。

 

まとめ

お盆帰省時にテレビ映りが悪いと感じたら、まずは複数台のテレビで症状を比較し、共通部分に問題があるかを切り分けます。その後、ケーブルや接続部、周辺機器、アンテナ本体を順に点検することで、多くの場合は原因を特定できます。
高温多湿や台風など季節的要因、経年劣化、周辺環境の変化が主な原因であるため、年1回程度の定期点検が有効です。安全面や作業範囲の都合で対応が難しい場合は、早めに専門業者へ相談し、費用と作業内容を明確にして依頼することが大切です。
短い帰省でも落ち着いて対処すれば、安心してテレビを楽しめます。

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