地デジの4K8Kはいつから?
「地デジの4K8Kに対応したアンテナを設置してください。」
「地デジの4K8Kは何チャンネルですか?」
このような、既に4K8Kが始まっていることが前提の質問や問い合わせをよくいただきます。
答えとしては、
「残念ながら、地デジの4K8Kはまだ放送がスタートされていません。」
お客様が勘違いされるのも納得がいきます。
最近の新サービス開始という点では、携帯電波の5Gがありますが、どんなサービスを開始するにしてもほとんどが、人口密集地などの需要が大きい地点から始まります。
テレビで言い換えると、皆さんがよく視聴するのは地デジであり、BSやCSではありません。
なので地デジの4K8Kが始まったと勘違いされるお客様が大勢いて当然です。
では、4K8Kはいつから始まるのか!?
2018年12月にBS放送からスタートした4K8K計画ですが、地デジについては未定のままです。
アナログ放送は2011年の7月に停波となりましたが、2015年4月までの約4年間は「デジアナ変換」という視聴方法で、アナログテレビで地デジ放送を視聴できていました。
アナログ放送ですら2015年まで視聴できていたわけですから、地デジ’(2K)がすぐに終わることはないと思います。
恐らく移行期間が設けられ、地デジ2Kと地デジ4K8Kが並行して放送されることになると思います。
現段階では、総務省のホームページにも記載がありますが、「地デジ4K8Kについては研究開発途中」だそうです。
アナログテレビから地デジに完全移行するために約600億円の予算が投入されたそうです。
現在は、コロナ禍で緊急支援対策が数多くなされていますので、地デジ4K8Kは数年以内の話ではないように個人的には思えます。
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