日本昔話
こんにちは。
社長の松田です。
アンテナの記事ではありませんが、しばしお付き合いください。
先日、平成10年生まれのイケメン社長と仕事に対する意見交換をする機会をいただいた。
私は昭和63年、32歳である。
社長年齢ではまだまだ若造である。
私は体つきこそ中年太りそのものだが、仕事に使うツールや考え方はまだまだ20代にも退けを取らない。
イケメン社長との話は盛り上がり、世代の話へ。
イケメン社長が言うには、今の20代と30代前半は全く育った環境が違うのだそうだ。
今の30代前半はITが出始めた頃で、小学生の頃には親が緑と赤の二色画面の携帯電話を持ち出した世代。
ところが、20代前半ともなると中学生のころにはスマートフォンが当たり前となり、ガラケーなぞ知る層もいない。
携帯がケータイに進化したように、電話をかけるだけのものが動画を見るためのほぼテレビとして生まれ変わったのである。
40代と50代、60代と70代は何も変わらない。
20代と30代がかけ離れた世代のように違うのである。
バブル期はそれこそ50代〜70代。
だが、人々の暮らしがとてつもなく便利になったのは20代である。
30代はアナログ時代の最後を飾り、20代はデジタル時代の先駆けとなった。
引っ越しをすればご近所さんに挨拶周りをするのが当たり前な40代以上、ちょっと恥ずかしさもあって行ったけど不在だったことにしようとする30代、そんな礼儀は何も知らない20代。
何も知らない。
これが今後は当たり前になっていく。
メールが仕事に取り入れられて、社内の連絡事項にも誰彼構わず「お疲れ様です。」とついつい入れないとぎこちなく感じちゃう昭和世代。
メールなんてやったことがなく、チャットでシュッと用件のみの20代。
広辞苑でも言葉はどんどん改正されていく。
今後の日本は20代が当たり前だと思っていることに照準を合わせていくことになるだろう。
20代のイケメン社長は、自分たちの価値観とは違う常識を植え付けられた30代が一番かわいそうだと言っていた。
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