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アンテナがすごく高い位置にあるのはなぜ?

アンテナの位置って気になった方はいらっしゃいますか?

日常生活ではあまり気になる方はいらっしゃらないと思いますが、新築を購入され、アンテナ設置を検討しておられる方なら、気になった方もいらっしゃるかもしれません。

 

通常、八木式アンテナと呼ばれる魚の骨のような従来の地デジアンテナは、屋根上に設置するのが一般的です。

ですが、平屋、2階建、3階建と日本には様々な高さの住宅がありますので、おのずと設置位置は変わってきます。

 

ですが、明らかにご近所さんに比べ、アンテナの棒(マスト)が長い住宅を見つけた方はいらっしゃいませんか?

2階建なのに4階建ぐらいの高さまでアンテナが伸びている。

時には、アンテナ用のマストを使わずに、より長い洗濯竿を代用されている住宅も稀に見かけます。

 

長いアンテナ

 

通常は180cmのマストを使いますが、この写真は4mか5mぐらいあります。

 

【ご近所さんのほとんどが長尺マスト】

ご近所さんも同じように長いマストを使っている地域は、その地域全体が電波の弱い地域です。

こういった地域では、八木式アンテナよりも電波を拾う力が弱いとされるデザインアンテナの設置は厳しくなります。

 

【ご近所さんは通常の長さ】

ご近所さんは通常の長さでも、自分の家だけなぜか長いというパターンもあります。

これは残念なことに、その住宅だけがピンポイントに電波が悪いということになります。

電波というものは非常に身勝手で、設置する側から電波を拾いにいかなくてはなりません。
アンテナを設置したからそこに吸い込まれるかのように向こうから寄ってくるわけではありません。

さらに電波は繊細で、少しでも電波の通り道となる途中に電波を遮る障害物(ビルや大きな木、稀に電信柱も)があると受信できません。

ですので、より高い位置までアンテナを上げて、障害物のないところで電波をキャッチしないといけないのです。

 

 

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