ニュース


光回線の速度はどれくらいが普通なの?快適に使うための速度の目安

光回線の速度が速いパソコン

 

高速が売りの光回線を利用していてもさまざまな理由から回線速度が遅くなることがあります。そのため、自分が使用しているネット速度は、光回線本来の力を発揮できているのかどうか気になりますよね。

 

本記事では、光回線を快適に使うための速度の目安と、ネット速度の測定方法を紹介します。今自分が使っているネット回線は、最適な光回線の速度の目安と比べて速いのか遅いのか気になる方は、ぜひ試してみてください。

この記事を読むための時間:3分

光回線を快適に使うための速度の目安

実は光回線と一言で言っても、契約するプロバイダーや種類によって回線速度の平均値がそれぞれ異なります。しかし、ストレスなく快適に使うための速度はある程度決まっているので、その目安を利用用途別に紹介します。

 

まず初めに、使用頻度の高いインターネット閲覧に関する速度の目安を見てみましょう。ウェブページの読み込みやメールの送受信など、一般的なインターネットの利用には、10 Mbps程度の速度があれば十分です。これにより、ウェブページが迅速に表示され、メールの送受信もスムーズに行えます。

 

しかし、オンライン動画や音楽のストリーミングを快適に楽しみたい場合、10~25Mbpsとインターネット閲覧よりも速い回線速度が必要となります。また、高画質の動画や4Kコンテンツを視聴する場合は、さらに高速な回線が望ましいです。そして、中でも特に速い速度が求められるのがオンラインゲームで、ゲームの応答性や安定性を確保するためには100Mbps以上の速度が推奨されています

回線速度の測定方法

光回線を快適に使うための速度の目安が分かったところで、次は現在使用しているネット速度を実際に測定してみましょう。ネット速度の測定方法はいくつかありますが、ここでは自分で手軽に行えるスピードテストについて紹介します。

スピードテストの使い方

スピードテストとは、自身のインターネット接続の速度を計測するための手段であり、一般的には、ウェブベースのスピードテストサービスを利用します。スピードテストのサイトには、手軽に試せるものから詳しい情報を測定できるものまで多くの種類があります。若干の違いはありますが、簡易的なスピードテストの使い方はどれも似たようなものです。

 

まず、検索エンジンで「スピードテスト」と検索し使用したいサイトを開きます。必要であれば測定サーバーを選択し、測定開始ボタンをクリックして待つだけです。測定が完了すると、ダウンロード速度、アップロード速度、ピング値などの結果が表示されます。これらの数値を確認し、自身のインターネット接続の速度やパフォーマンスを評価することができます。

スピードテストで得られる結果内容

スピードテストを行うと、下り(ダウンロード)速度、上り(アップロード)速度、ピング値という3つの情報を提供されます。下り速度とは、サイトの閲覧やメールの受信、動画の視聴などでインターネットを利用する時の回線速度です。数値が高いほどウェブページや動画の読み込みを速く行えるので、快適なインターネットの利用に直結します。

 

上り速度は、自身がパソコンやスマートフォンからインターネットにデータをアップロードする際の速度です。そのため、この速度はファイルのアップロードやメールの送信、SNS・ブログへの投稿に影響し、数値が高いほどスムーズに作業できます。

 

ピング値は、インターネット回線の応答速度のことを指し、下り速度や上り速度とは逆に、値が小さければ小さいほど通信環境が良く速度が速いということを示します。ゲームやリアルタイムの通信など、即時性が求められる場面で重要となります。

回線速度の測定を行う際の注意点

スピードテストでより正確な結果を得るためには、いくつかの点に注意しなければなりません。まず、測定を行う前に、バックグラウンドで開いているアプリやソフト、他のブラウザの使用を最小限に抑えるようにしましょう。また、インターネット回線を共有している場合は、他のデバイスの使用も控えるとより正確な結果を得られます。

 

他にも、スピードテストを行う端末からルーターまでの距離など、実際の利用状況や、ネットワークの混雑状況によっても結果が変わってきます。そのため、複数回測定を行い、一貫性のある結果を得ることが重要です。

まとめ

スピードテストは、自身のインターネット接続の速度やパフォーマンスを把握するために使える便利なツールです。定期的に測定を行い、インターネットの速度に問題がないか確認しておくことで、使用環境の改善ができるためインターネットをより快適に使えるようになります。

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2020 株式会社PMS. All rights Reserved.