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空き家の劣化が早いのはなぜか解説!劣化を防ぐ方法も

日本家屋の空き家

 

「空き家を放置していたら思ったより早く劣化してしまった」という経験はありませんか?「空き家を持っているけど再利用するため少しでも劣化を遅らせたい」と考える方は多いでしょう。この記事では、空き家の劣化が早い原因と少しでも遅らせる方法を詳しく解説していきます。これを読めば空き家の劣化に悩む必要はなくなりますよ。

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空き家の劣化が早い理由3選

空き家は人の出入りがないため、劣化が進みやすいです。なぜ空き家はすぐ劣化してしまうのか、その理由を3つに分けて解説していきます。

戸締りによって外気が入らないから

窓や雨戸を締め切った家は換気ができず、湿気が抜けないため結露やカビが発生し、劣化を早める原因となります。たとえば、「久々に訪れた別荘がなんだか変な臭いがする」という時は家の中にカビが発生している可能性があります。換気をしないと家の劣化は進むため、定期的に訪れて空気の入れ替えをしましょう。

害虫、害獣による被害

空き家では害虫や害獣が集まることが劣化の原因となることがあります。害獣の糞や食い荒らしは虫の餌となり、ダニやシロアリが発生するおそれがあります。また、動物が壁や柱をひっかいたり噛んだりすることで家屋のダメージが徐々に蓄積され、劣化が進みます。さらに、害虫や害獣が内部に巣を作ることで、電気配線や給水管などの設備にも損傷を与えるおそれがあります。

排水管、ガス管の劣化

水回りの放置もサビや腐食が進むため、空き家の劣化を加速させます。最悪の場合は腐食した水道管が割れ、水漏れし家全体に損傷が広がってしまうこともあります。水回りに水気が残ったまま放置することは家全体の劣化を招きます。

空き家の劣化を防ぐ方法を解説

空き家は人が住んでいる場合に比べると、どうしても劣化が進みやすいのですが、心がけ次第で劣化を遅らせることができます。空き家を有効利用するためにも、劣化を防いできれいを保ちましょう。ここでは劣化を防ぐ具体的な方法を3つ解説します。

換気扇をつけっぱなしにする

電気を解約せずに換気扇をつけっぱなしにすることで、カビの原因となる湿気を防ぎ、空き家の劣化を遅らせることができます。空き家で換気扇を回し続けるのが現実的でない場合は、晴れた日に月1回程度喚起に訪れるだけでも劣化の進行を防げます。空き家は定期的に空気を入れ替えることが大切です。

水を流して通水する

水道を解約せず定期的に1分ほど水を流すことも大切です。 通水すると水道管と排水管のサビが流れます。具体的なやり方としては、家中の水道を開き、1分ほど水を出しっぱなしにします。この間、水道の蛇口やシャワーを全開にし、水を流し続けます。これによって、停滞した水や異物が排出され、水道管の内部がクリーンになります。

家の中や周辺を確認する

定期的に訪れ家の中や周辺に異変がないか、トラブルになる前に確認することが大切です。下記のポイントをしっかりとチェックしておきましょう。

 

  • 野良猫などが住み着いていないか
  • ハチの巣がないか
  • 雨漏りや水漏れしていないか
  • 雑草が伸びすぎていないか

 

これらを放置すると家屋全体がダメージを受けてしまいます。遠方で自分が行けない場合は管理会社にお願いするとよいでしょう。

空き家は人が住まないと劣化する。定期的なメンテナンスで劣化を遅らせよう

<空き家は水回りが使われず、換気も行われないため放置しているとあっという間に劣化してしまいます。さらに、空き家に野良猫などが住みつくと、害虫の発生や家屋へのダメージなど、さらなる劣化を招くことにもなりかねません。定期的なメンテナンスを行い、空き家を少しでもきれいに保ちましょう。

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